2014/02/18

COLTRANE コルトレーン ・ DAKAR ダカール / John Coltrane ジョン コルトレーン

COLTRANE
1. Bakai     1957.3.31
2. Violets For Your Furs     1957.3.31
3. Time Was     1957.3.31
4. Straight Street     1957.3.31
5. While My Lady Sleeps     1957.3.31
6. Chronic Blues     1957.3.31
Johnny Splawn (tp) , John Coltrane (ts) , Sahib Shihab (bs) , Red Garland (p,1-3) , Mal Waldron (p,4-6), Paul Chambers (b) , Albert Heath (ds)

 テーマメロディの怪しい雰囲気から、レッドガーランドのピアノでクールダウン、そしてコルトレーンが再度煽り立てる。
 デビュー作の、しかも自身の名前をタイトルにしたアルバムの初っ端の曲にこれを選びましたかっていう感じでアルバム何回も通して聴き進めましたが、アフリカがらみであるというこの曲のカッコよさに目覚めたのは、決して最初の方ではありませんでした。
 攻撃的なリフから4ビートメロディーに流れるテーマは、十分にインパクトのあるオープニングになっています。

 そしてここから、怒涛の、どれも印象深い曲が盛り込まれ、ブルースで着地するという内容。

 セッションインデックスを参照しても、たくさんの録音からこれらの曲を選んだ訳ではなく、録音した7曲から6曲使って(漏れた1曲は、<LUSH LIFE>収録の<I Hear A Rhapsody>!)いることから、満を持してっていう感じではなかったってことでしょうか。まあ、プレスティッジらしいっていえばらしいのでしょうけど。

 とはいえ、デビュー作は最重要作品であるという慣例を見事に実現させているこの作品は、コルトレーンの最重要作品の一つであることは間違いないでしょう。





DAKAR
1. Dakar     1957.4.20
2. Mary's Blues     1957.4.20
3. Route 4     1957.4.20
4. Velvet Scene     1957.4.20
5. Witches Pit     1957.4.20
6. The Cat Walk     1957.4.20
John Coltrane (ts) , Pepper Adams (bs) , Cecil Payne (bs) , Mal Waldron (p) , Doug Watkins (b) , Art Taylor (ds)

 もう一つご紹介するこちらは_

 重い。

 2バリサク、曲調もズッシリなんで、とにかく重いです。
 元々は、バリサクメインの作品だったようで、60年代に入ってコルトレーン人気に乗じて名義替えして再発という、プレスティッジの販売戦略ものと言っていいアルバムです。
 <John Coltrane Omnibook>には、このアルバムから3曲も(2,4,5)取り上げられていますが、今のところ演ってみようと思いません、重いから。(思い直して<Witches Pit>ぐらいは演ってみようかなと。)

 ジャケットデザインまで重いですよね、鉛みたい。

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