2014/04/23

A NIGHT IN TUNISIA ナイト イン チュニジア / Art Blaker & The Jazz Messengers アート ブレイキー & ザ ジャズ メッセンジャーズ

A NIGHT IN TUNISIA
1. A Night In Tunisia     :1960.8.14
2. Sincerely Diana     :1960.8.7
3. So Tired     :1960.8.14
4. Yama     :1960.8.7
5. Kozo's Waltz     :1960.8.14
Lee Morgan (tp) , Wayne Shorter (ts) , Bobby Timmons (p) , Jymie Merritt (b) , Art Blakey (ds)



 一時期は、クリフォード ブラウン、ルー ドナルドソン、ジャッキー マクリーンなども在籍していたというモンスターコンボ、ジャズメッセンジャーズ。
 オリジナルメンバーは、ケニー ドーハム(tp)、ハンク モブレー(ts)、ホレス シルヴァー(p)、ダグ ワトキンス(b)、アート ブレイキー(ds)という、聞いてびっくりな面々。結成当初は、ホレスシルバーがリーダーだったみたいですね。
 1960年代以降も続々と後のメジャープレイヤー達が在籍しており(フレディー ハバード、キース ジャレット、チック コリア、ウィントン マルサリス、ブランフォード マルサリス等!!!)、人気・実力・若手を引き付ける力、全てにおいてマイルスコンボと肩を並べるバンドだったのでしょう。



 さて、このアルバム。

 超有名曲であり重要なレパートリーだったタイトル曲プラス、ウェイン作1曲、ボビーティモンズ作1曲、リーモーガン作2曲という構成。

 エキゾチックでアフリカンなタイトル曲のアレンジはウェインとのこと。
 夜の密林を疾走するシーンが頭に浮かぶドラムメインのアレンジが印象的です。
 続くウェインの曲、カッコいい! 新しいものを感じます。
 そして、リー モーガン作のバラードもイイですねー。

 やはり当時の大人気バンドだけあって、アルバム全体の勢いを感じます。
 


 ウェインは1964年までジャズメッセンジャーズに在籍していますが、その間残したアルバムは20枚以上。平行してウェイン自身名義のアルバムや、後に入団するマイルスコンボを含むゲスト録音、その他ライブ活動など超多忙な日々を送っていたのではないでしょうか。


 ウェインって人は、モノ凄い音楽的才能を持っている人なんだと思います。



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