2014/09/18

MY ONE AND ONLY LOVE マイ ワン アンド オンリー ラヴ を演ってみた。

 ポーランド出身のピアニスト アルトゥール ルービンシュタイン作曲の「ロマンス」をベースに、ガイ ウッド&ロバート メリンによって作られた曲。1947年に作られて、翌48年にトニー マーティンがレコーディング、1954年にはフランク シナトラがレコーディング。その後、たくさんのミュージシャンが取り上げることでスタンダード入りを果たしました。


ペテルブルクの夜会より「ロマンス」Op.44-1


 今、トルストイの「戦争と平和」を読み返しているので、この元ネタ曲が心に沁みます。娘のピアノ発表会でも誰かが弾いてたような気がします。こんなところで再会するなんて。





 さて、それでは曲の中を少し見てみましょうか。


 A-A-B-A形式。
 キーはinB♭でDメジャー、BセクションはF♯マイナーに転調しています。
 シャープ2個からシャープ3個への近親調への転調。


 それにしても、コードがたくさんありますね。

 Aセクションでは細かいところでG△が出たり、A△が出たり。
 どちらもキーのD△に近いから、違いはC(C♯)とG(G♯)ですか。

 BセクションはF♯-とそのⅡ-Ⅴ。
 ここはF♯-一本で。


 それでも、歌ものですからアドリブは歌心たっぷりに演りたいですね。





 では今回のお手本、ド定番のこちらをどうぞ。





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