2014/09/21

GONE WITH GOLSON ゴーン ウィズ ゴルソン / Benny Golson ベニー ゴルソン

GONE WITH GOLSON
1. Staccato Swing     :1959.6.20
2. Autumn Leaves     :1959.6.20
3. Soul Me     :1959.6.20
4. Blues After Dark     :1959.6.20
5. Jam For Bobbie     :1959.6.20
Curtis Fuller (tb) , Benny Golson (ts) , Ray Bryant (p) , Tommy Bryant (b) , Al Harewood (ds)
Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, NJ

 ゴルソンハーモニーでテーマを演って、アドリブはあくまでも円やかに、ゴルソン流ハードバップで勝負しました的な作品です。自作曲は相変わらず「これぞベニー ゴルソン」という旋律。

 スタンダードは歌心たっぷりに、自作曲はちょっとひねったメロディで、というのがこの頃のハードバップのトレンドでしょうか。

 ゴルソンのサックスはタンギングを弱くした流れるようなプレイで、独特な味わいですよね。これは16分音符のフレーズも一緒で、ハードブロウであっても滑るように歌い上げているのが特徴的です。今回は<THE OTHER SIDE OF BENNY GOLSON>同様に、トロンボーンとの2管による暖かい雰囲気を持ったアルバムになっています。



 ところで、初期の頃「ニュー・ジャズ」を名乗ってたプレスティッジ・レコードが初心に返ろうと思ったのか未練があったのか、1959年に傍系レーベルを立ち上げて「ニュー・ジャズ」と名付けました。
 このアルバムも'59年録音なんで、ニュージャズレーベル立ち上げ当初のアルバムです。
 アルバムジャケットは、相変わらずプレスティッジしていますが。







0 件のコメント: