1935年のエリントン楽団
エリントン楽団といえばコットンクラブ。
店内を見渡してみると_
キャブキャロウェイショーが終わり、店内に明かりが戻って数分。
1920年代後半にこのクラブのレギュラーバンドだったエリントン楽団が、久しぶりに戻ってきてお客を煽る。
3曲目はインアセンチメンタルムード。
背中を大きく開けた女性は男の背中越しに目をつぶってダンスに身を任せる。
グラスを運ぶ音と紫煙と喧騒がクラブを包み込む。
開けられたドアの逆光に浮かぶ山高帽の男。
男は、ホールのチャーリーチャプリンと軽く挨拶を交わし、そのまま舞台袖奥に消えた。
スタッフ・出演者はすべて黒人、お客はすべて白人。
当時の人種差別は想像を絶するものだったと思われます。
それでも、エリントンの知名度が上がるに連れて、黒人客締め出しの厳しい規制が多少は緩んだと言われています。
当時の人種差別は想像を絶するものだったと思われます。
それでも、エリントンの知名度が上がるに連れて、黒人客締め出しの厳しい規制が多少は緩んだと言われています。
さて_
キーはin B♭でGメジャー。
AセクションはGメジャーの平行調Eマイナーで始まり、Aマイナー経由でGメジャーに着地。BセクションはB♭メジャーに転調。
AからBへの移行はシャープ1個からフラット2個への転調なので、調性の違いを感じながら演るということでしょうか。
ソニーロリンズ、エリントン&コルトレーン、デックス、ビルエバンス。
こういう曲を演り切ることができるようになりたいなと。
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