2015/02/11

GROOVIN' WITH GOLSON グルーヴィン ウィズ ゴルソン / Benny Golson ベニー ゴルソン

GROOVIN' WITH GOLSON
1. My Blues House     :1959.8.28
2. Drum Boogie     :1959.8.28
3. I Didn't Know What Time It Was     :1959.8.28
4. The Stroller     :1959.8.28
5. Yesterdays     :1959.8.28
Curtis Fuller (tb) , Benny Golson (ts) , Ray Bryant (p) , Paul Chambers (b) , Art Blakey (ds)
Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ

 ベニーゴルソン6作目は前回同様ニュージャズからのリリース。ジャケットは相変わらずやっつけ感ありありと思っちゃいますが、プレスティッジ系特有の独特な外し方はある意味個性的で真似できないなと。「GROOVIN'」と「WITH」と「GOLSON」の配置は頭に乗っかってるイメージ、あるいは人物と上下対象に配置するという何かの手法なのかな。



さて_

 ジャズメッセンジャーズでゴルソンとウェインショーターが交代する直前の録音で、ゴルソン名義のアルバムでは唯一アートブレイキーが参加しています。


 で、今回はオリジナル2曲がブルース、他の3曲はスタンダード。

 スタンダードは、1941年ジーンクルーパ楽団「ドラムブギー」、ロジャース&ハートの1939年ミュージカルソング「あれは何時だったのかしら」、ジェロームカーン1933年作「イエスタデイズ」。

 特に歌ものの2曲はYoutube検索で色々な人の演奏を聴きましたが、当然ながらどれも素晴しい。レスターヤング、チャーリーパーカー、エラフィッツジェラルド、サラボーンなどなど。

 スタンダードソングのバックグラウンドを調べながらアルバムを聴く、そうすると聴いているアルバムの枠を超えてどんどん世界が広がっていく、そしてまたアルバムに戻り演奏に入り込む。

 こんな聴き方もいいんじゃないでしょうか。

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