1. Mating Call :1956.11.30
2. Gnid :1956.11.30
3. Soultrane :1956.11.30
4. On A Misty Night :1956.11.30
5. Romas :1956.11.30
6. Super Jet :1956.11.30
John Coltrane (ts) , Tadd Dameron (p) , John Simmons (b) , Philly Joe Jones (ds)
一曲目から不思議な響きをテーマに持つ曲です。コルトレーンのソロもエキゾチックで、なんか引き込まれるような感じ。
すごくいい曲ばかりなんですよね、タッドのクリエイターとしての才能を存分に楽しめる内容です。
そしてコルトレーン!
アルバム全体を通して、コルトレーンのアドリブはキッチリ整って聴こえます。事前に曲を渡されて練習してレコーディングに臨んだのではないでしょうか。
タッド ダメロンの段取りあってのアルバムという印象。
パーカー・ディジー世代の大先輩ですから、コルトレーンも「ちゃんとしなきゃ」って思ったんでしょうね。
残念ながら、タッド ダメロンとコルトレーンの接点はこのアルバムのみ。
1949年頃、コルトレーンがアルトサックス担当としてディジーガレスピーのビッグバンドに参加した時の「タッド ダメロン・バブス ゴンザレス・ディジー ガレスピー」という3者連名アルバムがあるようですが、共演はしていません。
相性良さそうだったので、もっと共演作品を残して欲しかったですね。
若いころはプレイヤーとしてよりも作編曲者として活躍していたと言われているタッド。
ジャンキー生活により逮捕され厚生施設で暮らし、その後癌により早逝するという、なんとも自己破滅的ジャズ的人生を駆け抜けました。
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