2014/10/15

LIKE SOMEONE IN LOVE ライク サムワン イン ラヴ を演ってみた。

 1944年のカナディアンゴールドラッシュ時代を描いた< BELLE OF THE YUKON >(ユーコン小町! )という映画の挿入歌「恋をしている誰かのように」。
 キャッチーでロマンチックなテーマが印象的で、インプロヴィゼーションへの流れもムードを引き継いでスムーズに行ける曲なんじゃないでしょうか。


 A-B-A-B形式でキーはinB♭でF△。
 F△7とB♭6とD△7に解決するⅡ-Ⅴ-Ⅰでほぼ全編が構成されています。
 Fがフラット1個、B♭がフラット2個、Dが・・・。あれシャープ2個ですね。
 FとB♭は近親調でスムーズにつながるのに、Dはなんだ?
 このDに解決するあたりが一つのポイントということでしょうか。
 Bメロは、|B♭|D△7|D−7|G7|G−7|C7|F△7|とメジャーコードとマイナーコードをくっ付けて主キーのF△に着地しています。


 この曲、すごくいいですよね。
 もしかしたら、これまでやってきた中で一番好きな曲かも。
 すごくシンプルなメロディなんだけど何度聴いても飽きません。
 たくさんのミュージシャンが取り上げていますが、明るくミドルテンポで演るのがこの曲に合ってるような気がします。

 今回のおすすめはこちら。
 ピアノソロから4ビートに変わるアレンジで、聴くたびに自然とリズムを踏んじゃうこのテンポが最高。
 Bud Powell - Like Someone In Love



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