2015/03/14

バッド ノット フォー ミー を演ってみた。


 1930年のブロードウェイミュージカル < GIRL CRAZY > 挿入歌で、ジョージ ガーシュインの作品。
 コルトレーン・アーマッドジャマル・マイルス、そして本田竹広+mamaTのものを良く聴きます。元々はラブバラードですが、アップテンポで演る人が多いのではないでしょうか。どの作品も個性的で素晴らしいグルーヴです。
 1930年代から2000年代まで歌い継がれているモンスタースタンダードの中の一曲ですね。
 シンプルですが、味わい深いメロディーです。

 まずは1943年の映画版< GIRL CRAZY >
 ジュディー ガーランドの歌声をどうぞ


 オリジナルキーはE♭△、in B♭でF △。
 ABAB'系形式。


 Aセクションの G-7 - C7 - F△7
 Bセクション入り口の C-7 - F7 - B♭△7
 このツーファイヴは基本通りのやつですよね。

 B'セクションの出口に B♭-7 - E♭7 - F△7 - D-7 - G-7 - C7 - F△7という進行があります。
 これは、Ⅳ - Ⅶ - Ⅲ - Ⅵ - Ⅱ - Ⅴ - Ⅰの変形ですかね、微妙にセヴンスが違っていますが。

 Bセクションの出口には、D-7 - G7 - G-7 - C7 というツーファイヴが変形したようなものがありますが、ツーファイヴと見ていいのでしょうか。

 まだまだ、疑問だらけのコード進行分析です。結局、主キーと部分転調とツーファイヴぐらいしか分かっていないからなんでしょうね、もう一歩進みたいです。

 スタンダードはいい題材ですから、このパターンでもっと理解を深めたていきたいと思います。





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