A5サイズの6穴バインダに楽譜を綴じることにしました。
しかも電話帳用のアルファベット見出しが付いていたのでちょうどいい!
さてと。
早速ですが、まずは主キーを判断しましょうか。
#が3つなのでAかな、と思いきや、曲の最後のコードがF#-。
ということは主キーはF#-ですか。
はい、これが平行調と言われるもので、A調もF#-調も同じ#3つの調だってことです。
この場合どっちが主キーなんでしょう?
何となくマイナー曲調だから、やはりF#-でしょうか?
よく見ると、| B-7 | E7 | Amaj7 |のメジャーⅡ-Ⅴ-Ⅰと、| G#-7♭5 | C#7♭9 | F#- |のマイナーⅡ-Ⅴ-Ⅰで、ほぼ全編に渡り進んでいることが分かります。
つまり、この曲のコード進行上、転調しても同じスケールでアドリブすることができるということです。
となると、逆にみんな同じ様なアドリブになる可能性が高いので、如何に創造的に個性的にフレーズを作れるかがポイントということですか。
たとえば、2種類のドミナント7th(Amaj7に対するドミナント7thの「E7」とF#-に対するドミナント7thの「C#7」)をどう演るかを探ってみるとか、平行調だけどメジャーⅡ-Ⅴ-ⅠとマイナーⅡ-Ⅴ-Ⅰを意識して演るとか。
単純なコード進行の曲は簡単なようで実は難しいですね。
さて、
ジャズ界の枯葉と言えば「あれ」と「あれ」でしょうが、まずご紹介するのは「あれ」のアレンジ元ネタと言われているこれ(*1)。
イントロの雰囲気は確かに同じような感じがしますが、やはり「あれ」はあれ、「これ」はこれですね。
そしてやはり、どうしてもこっちの「あれ」は外せません。
(*1)1950年代も同じようなアレンジで演ってたのでしょうが、この音源はたぶん最近のものです。サックスがフューチャーされていたのでこれをご紹介します。
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