2014/03/06
INTRODUCING WAYNE SHORTER イントロデューシング ウェイン ショーター / WAYNE SHORTER ウェイン ショーター
INTRODUCING WAYNE SHORTER
1. Blues A La Carte :1959.11.9
2. Harry's Last Stand :1959.11.9
3. Down In The Depths :1959.11.9
4. Pug Nose :1959.11.9
5. Black Diamond :1959.11.9
6. Mack The Knife :1959.11.9
Lee Morgan (tp) , Wayne Shorter (ts) , Wynton Kelly (p) , Paul Chambers (b) , Jimmy Cobb (ds)
ウェイン名義のデビュー作は、ジャズメッセンジャーズに迎え入れられる直前(又は直後?)の時期のこのアルバム。
3ヶ月前のウィントンケリー名義で発売されている同一メンバーによるレコーディングは、参加メンバーのオリジナルとスタンダードで構成されているのに対して、このアルバムはラスト曲を除いてウェイン自身のオリジナルで占められています。
本人のオリジナルのみの構成は、モンクなど一部例外を除いては異例だったようですね。
しかし、異例だけあってウェインのオリジナルメロディーは癖になる新しさがありますよね。
ツボを外したひねり具合や、ちょっと変わったメロディーの落とし所など、ビバップ~ハードバップ路線とは違うアプローチでジャズを推し進めるパワーを感じます。
そのある種の違和感を正統派ハードバップミュージシャンの屋台骨の中でぐつぐつと煮込んだような、そんな印象です。
そして、デビューアルバムまでのウェインの経歴が実は物凄い。
詳細は他のサイトをご覧いただくとして、とにかく多才で何をやっても成功したと思えるほど。
もちろんこのアルバム以降も凄い道を進むことになりますが、まずここから5年ほどの間は、ジャズメッセンジャーズの一員として活動することとなります。
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