1. Dexterity :1956.3.1or2
2. Stablemates :1956.3.1or2
3. Easy To Love :1956.3.1or2
4. Visitation :1956.3.1or2
5. John Paul Jones :1956.3.1or2
6. Eastbound :1956.3.1or2
John Coltrane (ts) , Kenny Drew (p) , Paul Chambers (b) , Philly Joe Jones (ds)
当時のマイルスクインテットの中で、いち早くリーダーアルバムを録音した男。ベーシストとしての人気と力量がそうさせたのでしょうか。本人名義のリーダーアルバムはそう多くはありませんが(いやベーシストとしては多いか?)、参加したアルバムは数知れず。当時の第一級ベーシストであったことは疑いようがありません。
このアルバムは、そんな人気者ポールチェンバースのファーストリーダー作。
コルトレーン参加のワンホーンカルテットと、曲によってはベースを全面に出したピアノトリオでシンプルかつ荒々しい演奏を聴かせます。
大好きなんですよね、このアルバム。
やはり、テクニックがしっかりしていないと小編成での演奏は間が持たないのではないでしょうか。
とはいえ、コルトレーンは技術的にもアイデアも未熟な時期というのが一般的な評価です。
でも、味があるんですよね。
こういうリラックスした演奏の小編成に心惹かれます、例えば以前ご紹介したこれなんか。
いいですよね、この雰囲気。
こんなライブができるようになる事が目標です。
HIGH STEP
1. High Step :1956.4.20
2. Trane's Strain :1956.4.20
3. Nixon, Dixon And Yates Blues :1956.4.20
Curtis Fuller (tb) , John Coltrane (ts) , Pepper Adams (bs) , Roland Alexander (p) , Paul Chambers (b) , Philly Joe Jones (ds)
こちらは、前出アルバムのひと月半後の録音3曲。
ブルーノートのリイシューもの(2枚組?)の中におさめられていた発売当時未発表曲ということでしょうか。コルトレーンの名前も前面に出して既出の2枚プラス3曲が収められています。
上記3曲にあと数曲加えてアルバムとして世に出したかったのでしょうが実現されず、しばらくの間お蔵入りしていました。
コルトレーンは初見だったからなのか、なかなかの際どいプレイ。
初期コルトレーンの中で一番壊れかけているアドリブ。
と思って何度も聴いていると、これはこれで個性的で他にはない味わいでもあるかな、なんて思っちゃったりして。
珍味的な。
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