1. Ee-Ah :1956.12.7
2. B. Quick :1956.12.7
3. Two Different Worlds :1956.12.7
4. B. Swift :1956.12.7
5. My Ideal :1956.12.7
6. Sonny Boy :1956.12.7
Sonny Rollins (ts) , Kenny Drew (p) , George Morrow (b) , Max Roach (ds) , Earl Coleman (vo 3&5) , Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, NJ
ソニー ロリンズにとってプレスティッジ最後の録音となったこのアルバム、テーマレスセッション3曲に、アール コールマンのボーカルを入れたもの2曲を挟んだ構成になっています。
こういう構成は初めて聴きますが、ちょっと違和感があります。
耳元で囁くように歌われてもねえ、女声ならともかく。
耳元で囁くように演るマイルスのハーマンミュートなら大歓迎なのですが。
とは言え、そのボーカル曲もボーカル以外の所はすごくいいんですよね、なのでスキップしようかどうかいつも迷います。結局は全部聴きますけど。
歌もの以外の1・2・4はというと、ほとんどフリージャズ。
まあ、いわゆるフリーとは違ってハードバップ的コード進行上のフリーブローイングなので、何が何だかわからないというわけではありません。
でもなぁ、これだけテクニックを駆使して吹いているのに、なんか物足りないんですよね。
やはり、テーマがあってリーダーのソロがあって、メンバーのソロが続いて、最後にテーマでまとめて終わるというビバップ~ハードバップの様式美を欲してしまいます。
いや、1・2・4もそういう様式なのかもしれませんが、そうじゃなく聴こえてしまいます。
最後の6はCDのみのボーナストラック。
同じ日の録音なんですけど、これはハードバップしていていい感じです。
マックス 「ソニー、今回はずいぶんベラベラ吹くじゃねーか、どうした?なんかあったのか?」
ソニー 「この間、モンクさんに『もっと俺みたいに早く演りなよ』って言われたもんですから。」
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