観たい映画はたくさんあるんですが、なかなか前に進みません。
1年に1・2本のペースでしょうか、かなり少ないですよね。
候補リストだけがどんどん膨れ上がっています。
そのくせレンタルビデオ屋へ行った後で迷いに迷ったりして。
名作と言われるものだけは観ておきたいと思っているのですが、まだまだ遠い道のりです。
さて、今回は2004年公開の映画にも出演していたベニー爺ちゃん若かりし頃の作品です。
1. Something In B Flat :1957.10.17
2. Whisper Not :1957.10.14
3. Step Lightly :1957.10.17
4. Just By Myself :1957.10.14
5. Blues It :1957.10.17
6. You're Mine, You :1957.10.17
7. Capri :1957.10.14
1.3 Art Farmer (tp) , Benny Golson (ts) , Wynton Kelly (p) , Paul Chambers (b) , Charlie Persip (ds)
2.4.7 Art Farmer (tp) , Jimmy Cleveland (tb) , Julius Watkins (Fh) , Gigi Gryce (as) , Benny Golson (ts) , Sahib Shihab (bs) , Wynton Kelly (p) , Paul Chambers (b) , Charlie Persip (ds)
5.6 Benny Golson (ts) , Wynton Kelly (p) , Paul Chambers (b) , Charlie Persip (ds)
THE MODERN TOUCH
1. Out Of The Past :1957.12.19
2. Reunion :1957.12.19
3. Venetian Blues :1957.12.19
4. Hymn To The Orient :1957.12.19
5. Namely You :1957.12.19
6. Blues On Down :1957.12.19
Kenny Dorham (tp) , J.J. Johnson (tb) , Benny Golson (ts) , Wynton Kelly (p) , Paul Chambers (b) , Max Roach (ds)
ジャズメッセンジャーズに参加する直前の2枚です。
ベニーゴルソンは、サキソフォンプレーヤー兼作編曲者として、一時中断時期はあったものの、20代後半から現在まで現役で活動している大御所です。2004年にスピルバーグの映画(「ターミナル」トムハンクス主演)に重要な役で出演したりと意外な活躍も見受けられます。
この57年の2枚は、カルテット・クインテット・セクステット・ノネットと4つの編成で録音してますが、全てしっかりとアレンジしているのが特徴ではないでしょうか。
当時のハードバップ最前線のメンバーを揃えていますが、その頃一般的?と思われるセッション風録音やテーマのハーモニーだけアレンジしてアドリブメインの録音とは一線を画して、しっかりと音楽を作り上げています。
マイルスが演ったノネットを思い起こしますね。
私、こういう音作りも結構好きです、何せ中学生の吹奏楽大好きですから。
そしてこの後、ジャズメッセンジャーズの名作「Moanin'」がベニーゴルソンの音楽監督の下で作り上げられます。
ジャケット結構来ますね、思わずのけぞりたくなるような威圧感。
デカくしてみました。
MOANIN'
1. Moanin' :1958.10.30
2. Are You Real :1958.10.30
3. Along Came Betty :1958.10.30
4. The Drum Thunder Suite :1958.10.30
5. Blues March :1958.10.30
6. Come Rain Or Come Shine :1958.10.30
Lee Morgan (tp) , Benny Golson (ts) , Bobby Timmons (p) , Jymie Merritt (b) , Art Blakey (ds)
いつもは1・2・3・6の4曲だけ聴いてます、4・5はちょっと変わり種ですもんね。
2・3の曲の良さ、6のアレンジが個性的で特にイイです。
そして、当時20歳のリーモーガンが最高のパフォーマンスを発揮しています。
ところで、
先に触れた映画「ターミナル」に出てくる写真を紹介しましょう、これイイですよね。
タイトルは「A Great Day In Harlem 1958」。
雑誌エスクァイヤの1958年1月号に掲載されたとのこと。
ここからストーリーが広がっていく映画なんだそうです。
未だその映画観てませんが、年末年始の6連休に見たいと思っています。
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