SONNY ROLLINS PLUS 4
1. Valse Hot :1956.3.22
2. Kiss And Run :1956.3.22
3. I Feel A Song Comin' On :1956.4.28
4. Count Your Blessings :1956.3.22
5. Pent-Up House :1956.3.22
Clifford Brown (tp) , Sonny Rollins (ts) , Richie Powell (p) , George Morrow (b) , Max Roach (ds)
第1回雲隠れから復帰を果たしたソニー ロリンズは、クリフォード ブラウンとマックス ローチのカルテットに迎えられます。
レギュラーメンバーだったハロルド ランド(ts)の後釜でソニー ロリンズが参加したという形です。
クリフォード&マックス名義でレコーディングした後、契約の関係上、プレスティッジにソニー ロリンズ名義で当アルバムのレコーディングを行いました。
マイルスクインテットやジャズメッセンジャーズに並ぶ活躍を期待していたファンも多かったと思います。
が、この後悲劇が起こり、クインテットが消滅してしまうんですよね。
なんという運命。
クリフォード・マックス・ソニー揃い踏みで残したアルバムのうちの貴重な1枚です。
STUDY IN BROWN
1. Cherokee (Indian Love Song) :1955.2.25
2. Jacqui :1955.2.25
3. Swingin' :1955.2.23
4. Land's End :1955.2.23
5. George's Dilemma (Ulcer Department) :1955.2.24
6. Sandu :1955.2.25
7. Gerkin' For Perkin' :1955.2.23
8. If I Love Again :1955.2.24
9. Take The "A" Train :1955.2.23
Clifford Brown (tp) , Harold Land (ts) , Richie Powell (p) , George Morrow (b) , Max Roach (ds)
その人となりや生活スタイルが創造する音楽にもにじみ出るのでしょうか。
そんなことを考えさせるアルバムです。
そういう意味で個性的。
午後の暖かい日差しが入り込む喫茶店に似合うかな。
ジャズは夜だけじゃないんです、夜だけじゃもったいない。
結局、ソニー ロリンズ名義のアルバム<SONNY ROLLINS PLUS 4>がラストレコーディングになってしまったクリフォード。甘美な音色と華麗なテクニックをもつ26歳の若者が自動車事故で逝ってしまって、ハードバップ界は泣きました。
2014/03/28
2014/03/17
マイルスとコルトレーン #1
これまでコルトレーンのアルバムは、<BLUE TRAIN> <LUSH LIFE> <COLTRANE> <DAKER>と単独名義のもの(一部再発後単独名義になったもの)を<BLUE TRAIN>から年代を遡ってご紹介してきました。
これからは、サイドマン、あるいはジャムセッションメンバーとして参加したアルバム(ただしマイルスコンボ以前は省略します)を紹介して<BLUE TRAIN>まで戻りたいと思います。
先ずはこちら。
THE NEW MILES DAVIS QUINTET
1. Just Squeeze Me 1955.11.16
2. There Is No Greater Love 1955.11.16
3. How Am I To Know 1955.11.16
4. S'posin' 1955.11.16
5. Bye Bye (theme) 1955.11.16
6. Stablemates 1955.11.16
Miles Davis (tp) , John Coltrane (ts) , Red Garland (p) , Paul Chambers (b) , Philly Joe Jones (ds)
そしてかの有名なマラソンセッション4部作。
RELAXIN' WITH THE MILES DAVIS QUINTET
1. If I Were A Bell :1956.10.26
2. You're My Everything :1956.10.26
3. I Could Write A Book :1956.10.26
4. Oleo :1956.10.26
5. It Could Happen To You :1956.5.11
6.Woody'n You :1956.5.11
Miles Davis(tp) , John Coltrane(ts) , Red Garland(p) , Paul Chambers(b) , Philly Joe Jones(ds)
COOKIN' WITH THE MILES DAVIS QUINTET
1.My Funny Valentine :1956.10.26
2.Blues By Five :1956.10.26
3.Airegin :1956.10.26
4.Tune Up〜When Lights Are Low :1956.10.26
Miles Davis (tp) , John Coltrane (ts) , Red Garland (p) , Paul Chambers (b) , Philly Joe Jones (ds)
WORKIN' WITH THE MILES DAVIS QUINTET
1.It Never Entered My Mind :1956.5.11
2.Four :1956.5.11
3.In Your Own Sweet Way :1956.5.11
4.The Theme I :1956.5.11
5.Trane's Blues :1956.5.11
6.Ahmad's Blues :1956.5.11
7.Half Nelson :1956.10.26
8.The Theme II :1956.5.11
Miles Davis (tp) , John Coltrane (ts) , Red Garland (p) , Paul Chambers (b) , Philly Joe Jones (ds)
STEAMIN' WITH THE MILES DAVIS QUINTET
1.Surry With The Fringe On Top :1956.5.11
2.Salt Peanuts :1956.5.11
3.Something I Dreamed Last Night :1956.5.11
4.Diane :1956.5.11
5.Well You Needn't :1956.10.26
6.When I Fall In Love :1956.5.11
Miles Davis (tp) , John Coltrane (ts) , Red Garland (p) , Paul Chambers (b) , Philly Joe Jones (ds)
・・・・・
アルバムとしては<THE NEW MILES DAVIS QUINTET>が初めに発売されました。このセッションの前に<'ROUND ABOUT MIDNIGHT>の第1回セッションがありましたが、プレスティッジ契約中であり、未だ発売しないという約束でコロンビアに録音したことによるものでした。
マイルスコンボの人気が高まったことで、結局コロンビアというメジャーレーベルに移籍することになったため、プレスティッジはこれ以降戦略的(つまり、移籍前に録音したものをコロンビアのアルバムと並行して小出しして発売するという戦略)にアルバムを発売していくこととなります。
当時は録音時期と発売時期が異なるのは当たり前のことで、アルバムを発売順に並べると、また面白いことが見えてきます。
メロディーメイカーとしてのアドリブ構成で抜群の力を誇るマイルスと、コード進行を重視したスピード感のある音の羅列でアプローチするコルトレーン。
ここからしばらくの間コルトレーンの演法がこの延長線だったと思うので、やはり自分のスタイルを考えたうえでこのように作り上げたのではないかと思っています。
この当時のコルトレーン(今でもこの当時の評価はあまり変わっていませんが)は「ヘタクソ」という評判だったようですが、私的には一風変わった味のあるプレイで、むしろ個性的で魅力的に聴こえます(曲によってはきわどいものもありますが。Woody'n Youみたいに)。

MILES DAVIS QUINTET AT PEACOCK ALLEY
1. Intro 1956.7.14
2. Ah-Leu-Cha 1956.7.14
3. A Foggy Day 1956.7.14
4. All Of You 1956.7.14
5. Woody'n You 1956.7.14
6. Walkin' 1956.7.14
7. Two Bass Hit 1956.7.21
8. Well, You Needn't 1956.7.21
9. Billy Boy 1956.7.21
10. All Of You 1956.7.21
11. Oleo (Airegin) 1956.7.21
12. Airegin (Newk, #2) / Bye Bye (theme) 1956.7.21
13. Sign Off / Bye Bye (theme) 1956.7.21
Miles Davis (tp) , John Coltrane (ts) , Red Garland (p) , Paul Chambers (b) , Philly Joe Jones (ds) , Spider Burks (announcer)
そして、ピーコックアレイというところで行われたライブのエアチェック盤。
ジャケットに1956年とあるが1957年説の方が有力らしいんだけど、聴く分にはどっちでもあまり変わりはありません。
ポールチェンバースのベースがあまり聞こえないのが凄く残念。
コルトレーンはアルペジオパターンを多用したプレイ。これはアドリブの参考になります。
この写真の場所は<PEACOCK ALLEY>らしいし、後ろにマイルスもいるしドラムもフィリージョーぽいから、もしかしてレコーディングした日に撮ったものでしょうか?
これからは、サイドマン、あるいはジャムセッションメンバーとして参加したアルバム(ただしマイルスコンボ以前は省略します)を紹介して<BLUE TRAIN>まで戻りたいと思います。
先ずはこちら。
'ROUND ABOUT MIDNIGHT
1. 'Round Midnight :1956.9.10
2. Ah-Leu-Cha :1955.10.26
3. All Of You :1956.9.10
4. Bye Bye Blackbird :1956.6.5
5. Tadd's Delight :1956.6.5
1. 'Round Midnight :1956.9.10
2. Ah-Leu-Cha :1955.10.26
3. All Of You :1956.9.10
4. Bye Bye Blackbird :1956.6.5
5. Tadd's Delight :1956.6.5
6. Dear Old Stockholm :1956.6.5
7. Two Bass Hit :1955.10.26
8. Little Melonae :1955.10.26
9. Budo :1955.10.26
Miles Davis (tp) , John Coltrane (ts) , Red Garland (p) , Paul Chambers (b) , Philly Joe Jones (ds)
お次はこちら。
1. Just Squeeze Me 1955.11.16
2. There Is No Greater Love 1955.11.16
3. How Am I To Know 1955.11.16
4. S'posin' 1955.11.16
5. Bye Bye (theme) 1955.11.16
6. Stablemates 1955.11.16
Miles Davis (tp) , John Coltrane (ts) , Red Garland (p) , Paul Chambers (b) , Philly Joe Jones (ds)
そしてかの有名なマラソンセッション4部作。
RELAXIN' WITH THE MILES DAVIS QUINTET
1. If I Were A Bell :1956.10.26
2. You're My Everything :1956.10.26
3. I Could Write A Book :1956.10.26
4. Oleo :1956.10.26
5. It Could Happen To You :1956.5.11
6.Woody'n You :1956.5.11
Miles Davis(tp) , John Coltrane(ts) , Red Garland(p) , Paul Chambers(b) , Philly Joe Jones(ds)
COOKIN' WITH THE MILES DAVIS QUINTET
1.My Funny Valentine :1956.10.26
2.Blues By Five :1956.10.26
3.Airegin :1956.10.26
4.Tune Up〜When Lights Are Low :1956.10.26
Miles Davis (tp) , John Coltrane (ts) , Red Garland (p) , Paul Chambers (b) , Philly Joe Jones (ds)
WORKIN' WITH THE MILES DAVIS QUINTET
1.It Never Entered My Mind :1956.5.11
2.Four :1956.5.11
3.In Your Own Sweet Way :1956.5.11
4.The Theme I :1956.5.11
5.Trane's Blues :1956.5.11
6.Ahmad's Blues :1956.5.11
7.Half Nelson :1956.10.26
8.The Theme II :1956.5.11
Miles Davis (tp) , John Coltrane (ts) , Red Garland (p) , Paul Chambers (b) , Philly Joe Jones (ds)
STEAMIN' WITH THE MILES DAVIS QUINTET
1.Surry With The Fringe On Top :1956.5.11
2.Salt Peanuts :1956.5.11
3.Something I Dreamed Last Night :1956.5.11
4.Diane :1956.5.11
5.Well You Needn't :1956.10.26
6.When I Fall In Love :1956.5.11
Miles Davis (tp) , John Coltrane (ts) , Red Garland (p) , Paul Chambers (b) , Philly Joe Jones (ds)
・・・・・
コルトレーンがマイルスコンボに参加して初めてのレコーディングは、<'ROUND ABOUT MIDNIGHT>の第1回セッション(1955.10.26)でした。コルトレーンは、レコーディングの経験はあったようですが、それまでたった一度しかソロスペースを与えられなかったようです。
コロンビアでは、数テイク録音した後にテープを切り貼りして編集するという方法で曲が作られました。マイルスのアルバムなので当然マイルスが気に入ったテイクが採用されているのでしょうけど。(いや、プロデューサーのテオ マセロの方が実権があったのかな。)
良く聞くとつなぎ目が分かるし、今はYouTube等で編集前のオリジナルテイクを聴くことができます。
一方のプレスティッジにおけるセッションは、これまで同様、ほぼ一発取りという方法でレコーディングしています。特にマラソンセッション時にはアルバム4枚分の曲数を2日間でレコーディングしてしまいます。契約を全うするためとはいえ、すごい勢いですよね。
マイルスコンボの人気が高まったことで、結局コロンビアというメジャーレーベルに移籍することになったため、プレスティッジはこれ以降戦略的(つまり、移籍前に録音したものをコロンビアのアルバムと並行して小出しして発売するという戦略)にアルバムを発売していくこととなります。
当時は録音時期と発売時期が異なるのは当たり前のことで、アルバムを発売順に並べると、また面白いことが見えてきます。
ところで_
マラソンセッション2日目の前に一時コルトレーンはドラッグと酒癖の悪さでバンドメンバーを外されていたようです。ライブにはソニーロリンズを入れて演っていたようですが、レコーディングにはコルトレーンを戻しています。これも契約の関係でしょうか。
演奏はと言いますと_
マイルスの指示かコルトレーンの判断かわかりませんが、マイルスのプレイと対照的になるようにコルトレーンは音を敷き詰めるように意図的に演奏していると思われます。
メロディーメイカーとしてのアドリブ構成で抜群の力を誇るマイルスと、コード進行を重視したスピード感のある音の羅列でアプローチするコルトレーン。
ここからしばらくの間コルトレーンの演法がこの延長線だったと思うので、やはり自分のスタイルを考えたうえでこのように作り上げたのではないかと思っています。
この当時のコルトレーン(今でもこの当時の評価はあまり変わっていませんが)は「ヘタクソ」という評判だったようですが、私的には一風変わった味のあるプレイで、むしろ個性的で魅力的に聴こえます(曲によってはきわどいものもありますが。Woody'n Youみたいに)。

MILES DAVIS QUINTET AT PEACOCK ALLEY
1. Intro 1956.7.14
2. Ah-Leu-Cha 1956.7.14
3. A Foggy Day 1956.7.14
4. All Of You 1956.7.14
5. Woody'n You 1956.7.14
6. Walkin' 1956.7.14
7. Two Bass Hit 1956.7.21
8. Well, You Needn't 1956.7.21
9. Billy Boy 1956.7.21
10. All Of You 1956.7.21
11. Oleo (Airegin) 1956.7.21
12. Airegin (Newk, #2) / Bye Bye (theme) 1956.7.21
13. Sign Off / Bye Bye (theme) 1956.7.21
Miles Davis (tp) , John Coltrane (ts) , Red Garland (p) , Paul Chambers (b) , Philly Joe Jones (ds) , Spider Burks (announcer)
そして、ピーコックアレイというところで行われたライブのエアチェック盤。
ジャケットに1956年とあるが1957年説の方が有力らしいんだけど、聴く分にはどっちでもあまり変わりはありません。
ポールチェンバースのベースがあまり聞こえないのが凄く残念。
コルトレーンはアルペジオパターンを多用したプレイ。これはアドリブの参考になります。
この写真の場所は<PEACOCK ALLEY>らしいし、後ろにマイルスもいるしドラムもフィリージョーぽいから、もしかしてレコーディングした日に撮ったものでしょうか?
この、サックスのベルを支えている紐はなんだ?
2014/03/12
THE OTHER SIDE OF BENNY GOLSON ジ アザー サイド オブ ベニー ゴルソン / Benny Golson ベニー ゴルソン
1. Strut Time 1958.11.12
2. Jubilation 1958.11.12
3. Symptoms 1958.11.12
4. Are You Real 1958.11.12
4. Cry A Blue Tear 1958.11.12
5. This Night 1958.11.12
Curtis Fuller (tb) , Benny Golson (ts) , Barry Harris (p) , Jymie Merritt (b) , Philly Joe Jones (ds)
トロンボーンとテナーサックスの2管クインテットという構成で奏でるこのアルバムは、全体として暖かい音色が前面に出て、とてもふんわりとした柔らかい雰囲気を出しています。
これは、ベニーゴルソンのテナーの吹き方にも関係があるように思います。
特にテーマ部分はトロンボーンに合わせてハーモニー重視で吹いているように聴こえます。
ベニーゴルソンと言えば作曲家・編曲家としての面がクローズアップされがちですが、テナーサックスプレイヤーとしても個性が光るいぶし銀の演奏を聞かせます。
アドリブをよく聞くと結構ハードブローしてるんですよね、何となくソフトな演法というイメージがあるのですがそんなことはないようです。
そして、もう一方のフロントであるカーティスフラーは、ハードバップ界2大トロンボニストの一方を担う存在。
ハーモニー重視のセッションには欠かせないトロンボーンという楽器を2管の一方に据えたことで、このアルバムの方向性が分かるような気がします。
ベニーゴルソンは、このアルバム制作の約1ヶ月前にジャズメッセンジャーズに参加して<MORNIN>に3曲提供、その後1年ほど在籍しツアーを中心に活動しました。
このアルバムは、ジャズメッセンジャーズ在籍直後に作られたもので、<リバーサイド>との契約によるもの。この数日後にまた別のレーベルとの契約でアルバム<Benny Golson And The Philadelphians>が作られることとなります。
2014/03/08
AUTUMN LEAVES 枯葉 を演ってみた。
A5サイズの6穴バインダに楽譜を綴じることにしました。
しかも電話帳用のアルファベット見出しが付いていたのでちょうどいい!
さてと。
早速ですが、まずは主キーを判断しましょうか。
#が3つなのでAかな、と思いきや、曲の最後のコードがF#-。
ということは主キーはF#-ですか。
はい、これが平行調と言われるもので、A調もF#-調も同じ#3つの調だってことです。
この場合どっちが主キーなんでしょう?
何となくマイナー曲調だから、やはりF#-でしょうか?
よく見ると、| B-7 | E7 | Amaj7 |のメジャーⅡ-Ⅴ-Ⅰと、| G#-7♭5 | C#7♭9 | F#- |のマイナーⅡ-Ⅴ-Ⅰで、ほぼ全編に渡り進んでいることが分かります。
つまり、この曲のコード進行上、転調しても同じスケールでアドリブすることができるということです。
となると、逆にみんな同じ様なアドリブになる可能性が高いので、如何に創造的に個性的にフレーズを作れるかがポイントということですか。
たとえば、2種類のドミナント7th(Amaj7に対するドミナント7thの「E7」とF#-に対するドミナント7thの「C#7」)をどう演るかを探ってみるとか、平行調だけどメジャーⅡ-Ⅴ-ⅠとマイナーⅡ-Ⅴ-Ⅰを意識して演るとか。
単純なコード進行の曲は簡単なようで実は難しいですね。
さて、
ジャズ界の枯葉と言えば「あれ」と「あれ」でしょうが、まずご紹介するのは「あれ」のアレンジ元ネタと言われているこれ(*1)。
イントロの雰囲気は確かに同じような感じがしますが、やはり「あれ」はあれ、「これ」はこれですね。
そしてやはり、どうしてもこっちの「あれ」は外せません。
(*1)1950年代も同じようなアレンジで演ってたのでしょうが、この音源はたぶん最近のものです。サックスがフューチャーされていたのでこれをご紹介します。
2014/03/06
INTRODUCING WAYNE SHORTER イントロデューシング ウェイン ショーター / WAYNE SHORTER ウェイン ショーター
INTRODUCING WAYNE SHORTER
1. Blues A La Carte :1959.11.9
2. Harry's Last Stand :1959.11.9
3. Down In The Depths :1959.11.9
4. Pug Nose :1959.11.9
5. Black Diamond :1959.11.9
6. Mack The Knife :1959.11.9
Lee Morgan (tp) , Wayne Shorter (ts) , Wynton Kelly (p) , Paul Chambers (b) , Jimmy Cobb (ds)
ウェイン名義のデビュー作は、ジャズメッセンジャーズに迎え入れられる直前(又は直後?)の時期のこのアルバム。
3ヶ月前のウィントンケリー名義で発売されている同一メンバーによるレコーディングは、参加メンバーのオリジナルとスタンダードで構成されているのに対して、このアルバムはラスト曲を除いてウェイン自身のオリジナルで占められています。
本人のオリジナルのみの構成は、モンクなど一部例外を除いては異例だったようですね。
しかし、異例だけあってウェインのオリジナルメロディーは癖になる新しさがありますよね。
ツボを外したひねり具合や、ちょっと変わったメロディーの落とし所など、ビバップ~ハードバップ路線とは違うアプローチでジャズを推し進めるパワーを感じます。
そのある種の違和感を正統派ハードバップミュージシャンの屋台骨の中でぐつぐつと煮込んだような、そんな印象です。
そして、デビューアルバムまでのウェインの経歴が実は物凄い。
詳細は他のサイトをご覧いただくとして、とにかく多才で何をやっても成功したと思えるほど。
もちろんこのアルバム以降も凄い道を進むことになりますが、まずここから5年ほどの間は、ジャズメッセンジャーズの一員として活動することとなります。
2014/02/25
DOIN' ALLRIGHT ドゥーイン オールライト / Dexter Gordon デクスター ゴードン
DOIN' ALLRIGHT
1. I Was Doing All Right 1961.5.6
2. You've Changed 1961.5.6
3. For Regulars Only 1961.5.6
4. Society Red 1961.5.6
5. It's You Or No One 1961.5.6
Freddie Hubbard (tp) , Dexter Gordon (ts) , Horace Parlan (p) , George Tucker (b) , Al Harewood (ds)
ジャズシーンからの長期離脱を経て復帰した第一作は、長い旅から馬車に乗って帰ってきました的な、文字位置がちょっと気になるレイアウトだが総じてジャケットデザインもまずまずのブルーノート盤。
半年前に「デックスの復活(Jazzland JLP 29)」というタイトルアルバム制作でリハビリしてたにせよ、見事な復活となりました。
音色とフレーズは紛れもないデックス調で、全くブランクを感じさせないプレイです。
やはり高名なサクソフォニストは、一発で分かる強烈な個性を持ってますよね。
内容はと言いますと、まず30年代の映画挿入歌でガーシュイン作の<It Was Doin' Allright>から始まり、長く歌い続けられている<You've Changed>へという流れで、落ち着いた大人のジャズを聴かせ、続く2曲はオリジナルでしょうか、レコーディング参加メンバーの作品ですかね。
そして、最後に40年代の映画挿入歌<It's You Or No One>で締めくくる。
デックス、38歳での再スタートは上々の滑り出しでした。
1. I Was Doing All Right 1961.5.6
2. You've Changed 1961.5.6
3. For Regulars Only 1961.5.6
4. Society Red 1961.5.6
5. It's You Or No One 1961.5.6
Freddie Hubbard (tp) , Dexter Gordon (ts) , Horace Parlan (p) , George Tucker (b) , Al Harewood (ds)
ジャズシーンからの長期離脱を経て復帰した第一作は、長い旅から馬車に乗って帰ってきました的な、文字位置がちょっと気になるレイアウトだが総じてジャケットデザインもまずまずのブルーノート盤。
半年前に「デックスの復活(Jazzland JLP 29)」というタイトルアルバム制作でリハビリしてたにせよ、見事な復活となりました。
音色とフレーズは紛れもないデックス調で、全くブランクを感じさせないプレイです。
やはり高名なサクソフォニストは、一発で分かる強烈な個性を持ってますよね。
内容はと言いますと、まず30年代の映画挿入歌でガーシュイン作の<It Was Doin' Allright>から始まり、長く歌い続けられている<You've Changed>へという流れで、落ち着いた大人のジャズを聴かせ、続く2曲はオリジナルでしょうか、レコーディング参加メンバーの作品ですかね。
そして、最後に40年代の映画挿入歌<It's You Or No One>で締めくくる。
デックス、38歳での再スタートは上々の滑り出しでした。
2014/02/18
COLTRANE コルトレーン ・ DAKAR ダカール / John Coltrane ジョン コルトレーン
COLTRANE
1. Bakai 1957.3.31
2. Violets For Your Furs 1957.3.31
3. Time Was 1957.3.31
4. Straight Street 1957.3.31
5. While My Lady Sleeps 1957.3.31
6. Chronic Blues 1957.3.31
Johnny Splawn (tp) , John Coltrane (ts) , Sahib Shihab (bs) , Red Garland (p,1-3) , Mal Waldron (p,4-6), Paul Chambers (b) , Albert Heath (ds)
テーマメロディの怪しい雰囲気から、レッドガーランドのピアノでクールダウン、そしてコルトレーンが再度煽り立てる。
デビュー作の、しかも自身の名前をタイトルにしたアルバムの初っ端の曲にこれを選びましたかっていう感じでアルバム何回も通して聴き進めましたが、アフリカがらみであるというこの曲のカッコよさに目覚めたのは、決して最初の方ではありませんでした。
攻撃的なリフから4ビートメロディーに流れるテーマは、十分にインパクトのあるオープニングになっています。
そしてここから、怒涛の、どれも印象深い曲が盛り込まれ、ブルースで着地するという内容。
セッションインデックスを参照しても、たくさんの録音からこれらの曲を選んだ訳ではなく、録音した7曲から6曲使って(漏れた1曲は、<LUSH LIFE>収録の<I Hear A Rhapsody>!)いることから、満を持してっていう感じではなかったってことでしょうか。まあ、プレスティッジらしいっていえばらしいのでしょうけど。
とはいえ、デビュー作は最重要作品であるという慣例を見事に実現させているこの作品は、コルトレーンの最重要作品の一つであることは間違いないでしょう。
DAKAR
1. Dakar 1957.4.20
2. Mary's Blues 1957.4.20
3. Route 4 1957.4.20
4. Velvet Scene 1957.4.20
5. Witches Pit 1957.4.20
6. The Cat Walk 1957.4.20
John Coltrane (ts) , Pepper Adams (bs) , Cecil Payne (bs) , Mal Waldron (p) , Doug Watkins (b) , Art Taylor (ds)
もう一つご紹介するこちらは_
重い。
2バリサク、曲調もズッシリなんで、とにかく重いです。
元々は、バリサクメインの作品だったようで、60年代に入ってコルトレーン人気に乗じて名義替えして再発という、プレスティッジの販売戦略ものと言っていいアルバムです。
<John Coltrane Omnibook>には、このアルバムから3曲も(2,4,5)取り上げられていますが、今のところ演ってみようと思いません、重いから。(思い直して<Witches Pit>ぐらいは演ってみようかなと。)
ジャケットデザインまで重いですよね、鉛みたい。
1. Bakai 1957.3.31
2. Violets For Your Furs 1957.3.31
3. Time Was 1957.3.31
4. Straight Street 1957.3.31
5. While My Lady Sleeps 1957.3.31
6. Chronic Blues 1957.3.31
Johnny Splawn (tp) , John Coltrane (ts) , Sahib Shihab (bs) , Red Garland (p,1-3) , Mal Waldron (p,4-6), Paul Chambers (b) , Albert Heath (ds)
テーマメロディの怪しい雰囲気から、レッドガーランドのピアノでクールダウン、そしてコルトレーンが再度煽り立てる。
デビュー作の、しかも自身の名前をタイトルにしたアルバムの初っ端の曲にこれを選びましたかっていう感じでアルバム何回も通して聴き進めましたが、アフリカがらみであるというこの曲のカッコよさに目覚めたのは、決して最初の方ではありませんでした。
攻撃的なリフから4ビートメロディーに流れるテーマは、十分にインパクトのあるオープニングになっています。
そしてここから、怒涛の、どれも印象深い曲が盛り込まれ、ブルースで着地するという内容。
セッションインデックスを参照しても、たくさんの録音からこれらの曲を選んだ訳ではなく、録音した7曲から6曲使って(漏れた1曲は、<LUSH LIFE>収録の<I Hear A Rhapsody>!)いることから、満を持してっていう感じではなかったってことでしょうか。まあ、プレスティッジらしいっていえばらしいのでしょうけど。
とはいえ、デビュー作は最重要作品であるという慣例を見事に実現させているこの作品は、コルトレーンの最重要作品の一つであることは間違いないでしょう。
DAKAR
1. Dakar 1957.4.20
2. Mary's Blues 1957.4.20
3. Route 4 1957.4.20
4. Velvet Scene 1957.4.20
5. Witches Pit 1957.4.20
6. The Cat Walk 1957.4.20
John Coltrane (ts) , Pepper Adams (bs) , Cecil Payne (bs) , Mal Waldron (p) , Doug Watkins (b) , Art Taylor (ds)
もう一つご紹介するこちらは_
重い。
2バリサク、曲調もズッシリなんで、とにかく重いです。
元々は、バリサクメインの作品だったようで、60年代に入ってコルトレーン人気に乗じて名義替えして再発という、プレスティッジの販売戦略ものと言っていいアルバムです。
<John Coltrane Omnibook>には、このアルバムから3曲も(2,4,5)取り上げられていますが、今のところ演ってみようと思いません、重いから。(思い直して<Witches Pit>ぐらいは演ってみようかなと。)
ジャケットデザインまで重いですよね、鉛みたい。
2014/02/17
SPEAK LOW スピーク ロウ を演ってみた。
原曲はご存知でしょうか、サビの部分がありませんが。
久しぶりに、曲分析をやってみました。
先ずは全体の流れから。
||: A- | D7 | A-7 | D7 |
| A- | D7 | B-7♭5 | E7 |
| C-7 | F7 | C-7 | F7 |
| B-7 E7 | A-7 D7 |1. Gmaj7 | B-7 E7 :||2. Gmaj7 | Gmaj7 ||
|| G7 | G7 | E♭7 | E♭7 |
| Fmaj7 | Fmaj7 | E♭7 | D7 ||
|| A- | D7 | A-7 | D7 |
| A- | D7 | B-7♭5 | E7 |
| C-7 | F7 | Gmaj7 F7 | E7 |
| A-7 | D7 | Gmaj7 | ( B-7 E7 ) ||
主キーはいろいろな導き方があるようですが、何となくGですね。
そして、変形AABA形式(Aは16小節、Bは8小節)ですか。
では例によって小節区切りでコメントを付けてみます。
||: A- | D7 | A-7 | D7 |
・・・A- → D7は、GをⅠとするⅡ-Ⅴですね。
ということは4小節ともGmaj7スケールで行きます。
今やってる教則本では、Aメロディックマイナーでもオッケー
(結果的にD7はリディアン7thになる)という解説になっていますが、どんなもんでしょうか。
| A- | D7 | B-7♭5 | E7 |
・・・ここのB-7♭5は、Gmaj7の代理コードということなので、Ⅱ-Ⅴ-ⅠのGmaj7スケールで。
ちなみに、ⅠとⅢとⅥ、ⅡとⅣ、ⅤとⅦは構成音が似ているので、それぞれ代理することができるとのこと。(詳細はジャズ理論サイトで確認してみてください)
はい、次がこの曲のポイント「E7」。
この曲のノンダイアトニックコードのドミナントセブンスです(これも他サイトで確認してもらった方が分かりやすいと思います)。
このE7には、いろいろなスケールが当てはまります。
この曲で最も不安定なコードなので、逆に言えばどんなスケールも当てはめることができるということでしょうか。
例えば、ホールトーンスケール、コンディミ、オルタード、HMP5thB(これはマイナーⅡ-Ⅴのときのみか?)、リディアン7thなど。
これらのスケールをなかなか覚えることができません。
ホールトーンやコンディミは数種類しかないので、気合を入れて覚え中ですが、そのほかの含めて、よく使うD7やE7なんかを優先的に覚えればいいんでしょうけどね。
プロの演奏を聴くと、この「E7」の所は吹かないことが多いようです。
吹かないという選択肢もありかとちょっと開眼したような気がします。
| C-7 | F7 | C-7 | F7 |
・・・ここは、1~4小節目と同じ考え方ですね。
B♭maj7へ解決するⅡ-Ⅴの繰り返し、ということでB♭maj7スケールで。
| B-7 E7 | A-7 D7 |1. Gmaj7 | B-7 E7 :||2. Gmaj7 | Gmaj7 ||
・・・Ⅲ-Ⅵ-Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ(B-E-A-D-G)というお決まりのコード進行ということで、Gmaj7スケール一発ということでどうでしょう。
|| G7 | G7 | E♭7 | E♭7 |
| Fmaj7 | Fmaj7 | E♭7 | D7 ||
|| A- | D7 | A-7 | D7 |
| A- | D7 | B-7♭5 | E7 |
・・・出だしと一緒なので省略します。
| C-7 | F7 | Gmaj7 F7 | E7 |
・・・Ⅱ-Ⅴと来てB♭maj7が来ると思いきや、ここも7小節目と逆の代理コードGmaj7で解決して、G→F→Eと1音ずつ下がる進行に合わせて演る感じでしょうか。
| A-7 | D7 | Gmaj7 | ( B-7 E7 ) ||
・・・はい、ここは典型的なⅡ-Ⅴ-Ⅰですので、言わずもがなのGmaj7スケールで。
もちろん別な考え方もあるでしょうし、もっと複雑にすることで面白いフレーズが出てくることになると思いますが、最低限の流れはこんな感じではないでしょうか。
間違ってるところもあるかもしれませんが、今の知識の範囲内での分析です、あしからず。
最後に、この曲のお気に入り演奏を載っけます。
三者三様、本当に素晴らしい演奏で何度聴いても飽きません。
SONNY CLARK, Speak Low (Weill, Nash)
Pharoah Sanders - Speak Low.
久しぶりに、曲分析をやってみました。
先ずは全体の流れから。
||: A- | D7 | A-7 | D7 |
| A- | D7 | B-7♭5 | E7 |
| C-7 | F7 | C-7 | F7 |
| B-7 E7 | A-7 D7 |1. Gmaj7 | B-7 E7 :||2. Gmaj7 | Gmaj7 ||
|| G7 | G7 | E♭7 | E♭7 |
| Fmaj7 | Fmaj7 | E♭7 | D7 ||
|| A- | D7 | A-7 | D7 |
| A- | D7 | B-7♭5 | E7 |
| C-7 | F7 | Gmaj7 F7 | E7 |
主キーはいろいろな導き方があるようですが、何となくGですね。
そして、変形AABA形式(Aは16小節、Bは8小節)ですか。
では例によって小節区切りでコメントを付けてみます。
||: A- | D7 | A-7 | D7 |
・・・A- → D7は、GをⅠとするⅡ-Ⅴですね。
ということは4小節ともGmaj7スケールで行きます。
今やってる教則本では、Aメロディックマイナーでもオッケー
(結果的にD7はリディアン7thになる)という解説になっていますが、どんなもんでしょうか。
| A- | D7 | B-7♭5 | E7 |
・・・ここのB-7♭5は、Gmaj7の代理コードということなので、Ⅱ-Ⅴ-ⅠのGmaj7スケールで。
ちなみに、ⅠとⅢとⅥ、ⅡとⅣ、ⅤとⅦは構成音が似ているので、それぞれ代理することができるとのこと。(詳細はジャズ理論サイトで確認してみてください)
はい、次がこの曲のポイント「E7」。
この曲のノンダイアトニックコードのドミナントセブンスです(これも他サイトで確認してもらった方が分かりやすいと思います)。
このE7には、いろいろなスケールが当てはまります。
この曲で最も不安定なコードなので、逆に言えばどんなスケールも当てはめることができるということでしょうか。
例えば、ホールトーンスケール、コンディミ、オルタード、HMP5thB(これはマイナーⅡ-Ⅴのときのみか?)、リディアン7thなど。
これらのスケールをなかなか覚えることができません。
ホールトーンやコンディミは数種類しかないので、気合を入れて覚え中ですが、そのほかの含めて、よく使うD7やE7なんかを優先的に覚えればいいんでしょうけどね。
プロの演奏を聴くと、この「E7」の所は吹かないことが多いようです。
吹かないという選択肢もありかとちょっと開眼したような気がします。
| C-7 | F7 | C-7 | F7 |
・・・ここは、1~4小節目と同じ考え方ですね。
B♭maj7へ解決するⅡ-Ⅴの繰り返し、ということでB♭maj7スケールで。
| B-7 E7 | A-7 D7 |1. Gmaj7 | B-7 E7 :||2. Gmaj7 | Gmaj7 ||
・・・Ⅲ-Ⅵ-Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ(B-E-A-D-G)というお決まりのコード進行ということで、Gmaj7スケール一発ということでどうでしょう。
|| G7 | G7 | E♭7 | E♭7 |
| Fmaj7 | Fmaj7 | E♭7 | D7 ||
・・・AABA形式のBの部分です。
うーん、ここはそれぞれのコードに対応させるということでいいんでしょうか?|| A- | D7 | A-7 | D7 |
| A- | D7 | B-7♭5 | E7 |
・・・出だしと一緒なので省略します。
| C-7 | F7 | Gmaj7 F7 | E7 |
・・・Ⅱ-Ⅴと来てB♭maj7が来ると思いきや、ここも7小節目と逆の代理コードGmaj7で解決して、G→F→Eと1音ずつ下がる進行に合わせて演る感じでしょうか。
・・・はい、ここは典型的なⅡ-Ⅴ-Ⅰですので、言わずもがなのGmaj7スケールで。
もちろん別な考え方もあるでしょうし、もっと複雑にすることで面白いフレーズが出てくることになると思いますが、最低限の流れはこんな感じではないでしょうか。
間違ってるところもあるかもしれませんが、今の知識の範囲内での分析です、あしからず。
最後に、この曲のお気に入り演奏を載っけます。
三者三様、本当に素晴らしい演奏で何度聴いても飽きません。
SONNY CLARK, Speak Low (Weill, Nash)
Pharoah Sanders - Speak Low.
2014/02/07
WORK TIME ワーク タイム / Sonny Rollins ソニー ロリンズ
WORK TIME
1. There's No Business Like Show Business :1955.12.2
2. Paradox :1955.12.2
3. Raincheck :1955.12.2
4. There Are Such Things :1955.12.2
5. It's Alright With Me :1955.12.2
Sonny Rollins (ts) , Ray Bryant (p) , George Morrow (b) , Max Roach (ds)
第一回雲隠れからの復帰作。
ご機嫌です、サックスを吹くことの楽しさが伝わってきます。曲調も明るいものが多く、とてもリラックスした雰囲気です。
曲名から見るとスタンダード3曲とオリジナル2曲でしょうか。オリジナル曲はキャッチ―なテーマが魅力的です。
と、思いきや<Raincheck>はビリーストレイホーン作のエリントンナンバーでした!(この二人の関係は別サイトでどうぞ。)(もしかして<Paradox>もスタンダード?)
ということで、第一回雲隠れ中のソニーロリンズは、スタンダードナンバーを吹きまくってた!ということの想像に難くないですね、吹く事大好きっぽいですからソニーさん。
でもね、どの時期からかソニーロリンズのサックスはベント多用になっちゃって、装飾的過ぎるのが気になってしまうことがあります。
私は、ビブラートなしでストレートに演るサックスが好みなので、もうちょっと普通に吹いてよっていうアルバムもあります、正直なところ。
とは言え、ビブラート・ベント少な目のサックスだと、余程上手くないと味も素っ気もないぶっきらぼうな演奏になってしまいますよね。この辺のさじ加減がまた難しい。
このアルバムは比較的ストレートに吹いています。
フレーズは、持ち前のテクニックを存分に発揮していますので、ブランクを感じさせない安定した演奏をしています。
ハードバップテナーの王道ですね。
ソニーロリンズのアルバムは1957年あたりのものまで持ってるので、順次じっくり聴きながら感想を書いていきたいと思います。
おっと、トレーニングの最中でしたか、お邪魔しました!
2014/01/31
ジャズ・テナーサックス実践と理論 即興演奏とコード進行の解説書/糸井将博
これまでジャズ理論の仕入れはネット上のみで頑張ってきましたが、最近良さそうなサイトを検索できなくて困ってました。
で、
買ってみました。
まだ3曲目までしか進んでませんが、「あーそうなんだ」っていう新たな発見や、「そういうことだったんだ」っていう再発見が嬉しいです。
本の構成は以下の繰り返しです。
① スタンダードの楽譜
② そのスタンダードのアドリブ例譜
③ 理論解説
曲によっては理論解説を分かりやすくするために、オリジナルキー以外のキーに移調されているものもありますが、おおむねオリジナルキーかと思います。
そしてこの本を選んだ最大の理由は、スタンダードの選曲が良い!ということ。
アマゾンで候補を挙げて、グーグルで選曲リストを見た瞬間、これだ!と思わせる選曲でした。
演ってみたいと思っていた曲が沢山あって、つまり定番が多くあり嬉しい選曲です。
今までボサノバ系は興味がなかったんですが、せっかくだから演ってみようかなと思ったりして。
理論解説も一曲について一つのテーマを解説する流れで、楽しく進められそうです。
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